2005/09/25(02版)

                       2004/01/18(01版)

(7) UFO @ET の飛行原理

人類はロケットを作ってきましたが、これからも含めて考えられる

飛行原理を考えてみます。

 

(7-a) 考えられる飛行物体

 

 

方式

UFO
可能性

 

 

 

特徴

作用反作用

 ×

ジェット機

ヘリコプター

グライダー

「空気の圧力」は分子レベルで作用反作用の力によります

空気との相対速度あり

静止不可

作用反作用

 ×

エアーブリージングロケット

液体の燃料と空気中の酸素を使用

噴射物あり

作用反作用

 ×

液体ロケット

固体ロケット

化学反応の熱エネルギーを使用

噴射物あり

作用反作用

 ×

電気ロケット

電気でイオンを加速放出

噴射口あり

作用反作用

 ×

原子力ロケット

核の熱エネルギーを使用

噴射物あり

作用反作用

 ×

パルスロケット

小型原始爆弾の連続

噴射物あり

作用反作用

 ×

レーザロケット

地上からのレーザ光により熱エネルギーにより高速物質放射

噴射物あり

作用反作用

 ×

星間ラムジェットロケット

宇宙空間の水素を集めて核融合させ噴射して推進

噴射物あり

作用反作用

 ×

光子ロケット

物質と反物質を反応させ、光に変えて噴射し推進(質量⇒光)

噴射物あり

(光子)

 

前項までよく分からない「M理論」を含め我々の知っている物理法

則を概説してきました。現状では最高の技術を使用すると考えられ

るのは「光子ロケット」までが限界ではないでしょうか。

 

光子ロケットは、最もエネルギー効率が良さそうで物質と反物質の

質量としての全てのエネルギーを推進に使えます。飛行原理はいず

れも作用反作用の力を利用しています。

 

作用反作用の力は強烈な噴射物が発生し、地上では通常強い音が発

生します。どのように考えても「1970年秋 記憶のスケッチ」にあ

るようなUFOは金属で密閉されており噴射物は考えられません。

 

 

(7-b) UFO @ET の考えられる飛行方式

 

 

方式

UFO
可能性

 

 

 

特徴

時間

 ×

タイムマシーン

素粒子レベルでも時間を戻る事象無し。

 ―――

反重力

 △

タキオンと同等

素粒子レベルでタキオンは無し。 (1)項参考。

 ―――

時空を曲げる

 △

UFO @ET

飛行原理1

 ―――

慣性力

 △

UFO @ET

飛行原理2

 ―――

  

質量(エネルギー)があれば時空を曲げることができるのは当然の

ことながら事実です。しかしながら、密閉されたUFO内部のエネ

ルギーで時空を曲げて自分自身を浮遊させることはほぼ100%できま

せん。UFOの内部にどのようにエネルギーを蓄えても、重力はつ

ねに正となるため自分自身が重くなるだけで、浮遊できないはずで

す。現状の技術では上記表にあるような、浮遊が都合良くできるよ

うに「時空を曲げる」ことは極めて困難でしょう

 

上記表の「慣性力」とあるのは打ち上げられた野球のボールは長い

時間落下することはありませんが、これが慣性力となります。もし、

作用反作用の力以外でボールに慣性力を供給できれば長く浮遊させ

ることが出来ます。「慣性力」は素粒子の内部構造とも関連してい

るはずですが、基本原理を知りませんので、今のところ自由にコン

トロールはできません。

 

我々は基本的な素粒子の内部構造まで到達できていないために、

UFOの飛行原理を理解できないでいるのではないかと考えていま

す。前項の「まだ見えない領域」の調査が進めばしだいにその謎が

解けるのではないでしょうか。

  

 

(7-c) UFO飛行原理   

  

それではいったい「まだ見えない領域」に何があるのでしょうか。

我々の住んでいる空間は「横波()」で全てが説明されています。

光子のような「横波()」としての概念は「M理論」で全てが語り

尽くされそうな気がします。多分、理論的にも矛盾の無い理論のよ

うな予感がします。それではこれで基本的な法則が全てが終わるか

というと、簡単に終わらないだろうと推定されます。

何せ、180GeV (180×10^9 eV) 1.2×10^28 eV の広大な「まだ

見えない領域」として続いています。 この素粒子の内部空間は

「横波()」ではなく「縦波()」でエネルギーを瞬時に伝達して

いるのではないかと推定されます。

「M理論」ではブラックホールの内部も議論されつつあり超ひもと

して「縦波()」もあつかっているいるかもしれませんが。その議

論の結論を待ちたいと思います。2005/05/25

UFO @ET が存在するならその飛行原理として縦波(|)ぐらいの

新たな概念が必要とされているような感じを受けています。

 

 

(8) 人類がUFOを作る時期

 

 

UFOを人類が作った場合、UFO @Human2と記述します。上図が

「人類がUFOを作る時期」の図です。 最短で順調にゆけば青の

点線のようになり約200年後 の2200年には物理的事象を全て検証で

きることになります。この時期にはUFO @ETの飛行原理を理解で

きることでしょう。

 

現在は順調に検証エネルギーを上げておりますが、プランクエネル

ギーに近づくほど検証は困難になるはずで、上図の緑曲線に沿って

検証できれば約 400年後の2400年には全て理解できる可能性があま

す。その時期には、偽物ではなく本物のUFO @Human2を作れるか

もしれません。

 

だいたいの予想として200年後〜400年後には人類はUFO @Human2

を作れるのではるのではないかと期待しています。

 

なお、もしこの時期に心配される温暖化などが進行し、海面が10m

上昇すれば人類文明は壊滅的打撃を受けることでしょう。また予期

せぬ人類の争いが発生するかもしれません。そう簡単に、画に書い

たように順調にUFO @Human2を作れるようにならないかもしれま

せんが、なんとか期待どうりに進んでもらいたいものです。

   

  2005/09/25 改版

 

(9) 人類の惑星探査

 

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